動画で解説
下の動画はセミナーの模様です。再生時間は2時間13分14秒です。
文章で解説
私の知っている情報を含めて、上記の動画を文章で紹介します。
アドセンスの基礎用語:RPM、CTR、CPC
ご存知かと思いますが、アドセンスの収益は、以下の式によって決まります。
収益=表示回数(PV×広告数)×RPM
(RPM=クリック率(CTR)×クリック単価(CPC))
現在はイメージ広告が主流に
かつてはテキスト広告が多かったですが、現在はイメージ広告が多いようです。
現在の比率はテキスト広告:イメージ広告=4:6だとか。
広告の配置はメインコンテンツ直下がベスト
「広告はメインコンテンツの下」というのは有名です。特に、「メインコンテンツ」の下かつ「関連記事」の上が重用です。
ファーストビューの広告は効果大
次にいいのはファーストビュー(ページを表示した時、スクロールなしでも目に見える位置)の広告です。
2つ横に並べたレクタングルは効果が低い
メインコンテンツ直下に、レクタングルを2つ横に並べているサイトをよく目にしますが、効果はさほど高くないようです。
広告サイズを最適化
広告サイズによって広告の在庫数が異なります。下の表はそのランキングです。
順位 |
広告枠サイズ |
在庫数(目安) |
1位 |
300×250(336×280を含む) |
100 |
2位 |
728×90 |
80 |
3位 |
160×600 |
70 |
やはり人気No.1は、クリック率が高くて有名なレクタングルです。300×250や336×280は広告の在庫数が最も多く、クリック単価も高くなります。
収益アップ例1:広告を今までより上に表示する
広告をより上部に配置することでCTRやRPMが数倍上がります。下はゲーム会社とニュースサイトの事例です。
関連記事の上に広告を配置した方が効果的だそうです。
収益アップ例2:メインコンテンツ直下はRPM1位
統計的に見ると、メインコンテンツ直下型の広告配置はCTR・RPM共に1位です。次はサイド、その次はヘッダーの順でCTR・RPM共に下がっていきます。下はニュースサイトの事例です。
メインコンテンツ直下型の広告がどれほど重用なのかがわかります。
収益アップ例3:ゲームや動画サイトは例外
上記の一般サイトとは異なり、ゲームや動画サイトはメインコンテンツ直下型の広告配置がCTR・RPM共に3位です。
ゲームや動画サイトは例外的にヘッダー広告とサイドバナー広告を必ず設置したほうが良いでしょう。
スマホ向けサイトの最適方法
ページトップに1つとメインコンテンツ直下に1つ(レクタングルタイプ)1つの配置が最も効果的です。
ただし、スマホ向けサイトのページトップにレクタングルを貼るのは、ファーストビューが広告だらけになる可能性が高いのでポリシー違反となります。広告を貼る場合、600ピクセル離せばポリシー違反になりません。
即アカウント停止はレアケース
ポリシー違反があった場合は、Googleから忠告が来ます。その忠告を無視し続けたり、何度も同じ違反を繰り返すとアカウント停止になります。一発でアカウント停止は稀です。
その他、注意事項は
- 「皆さんのクリックが励みになります。」は違反。(ただし、「フォローお願いします。」なら可)
- アカウント停止になると二度とアドセンスを利用できなくなる